証券マンの仕事の失敗談3選

(MC)
今回は、証券業界で10年以上ご活躍されている大谷さんに仕事の失敗談3選という内容でお話をお伺いしていこうと思っております。
仕事に真剣に向き合っているからこそ失敗もつきものです。失敗とそれをどう乗り越えていったのかお話をお聞きしていきます。

仕事の失敗談①
(MC)
では早速ですが、1つ目からお願いいたします。
(大谷)
約7〜8年前の話になるんですけども、まだ若手の頃とあるお客様で毎日頻繁に信用取引をされる方がいらっしゃいまして起伏が激しいというか喜怒哀楽がすごい方がいらっしゃいました。
いい時は本当に機嫌も良く取引されるんですけども、信用取引で負け負け負けが続いた時に
追加保証金というものがありまして、皆さん追証と言うんですが、それが発生して何日か以内にはその差額の金額分を証券口座に振り込んでいただく必要があるんですけども、とても機嫌が悪くお電話して伝えた時に「そんなもん入れるか」と。
入れていただかないと困るので事実は伝えて、その後まだ入ってこないので何度電話しても電話も取っていただけない状態になってくるんですよね。
そして、ある時そのお客様から電話が入って「今すぐ会社に来い」と。
でも私も慣れてたので、現金を準備してくださっているのだろうということで、今も当時もOKなのかどうか分からないんですがもう一人営業員を連れて行って会社に行ってデスクの上にカバンが置いてあり、その中に現金があり「もう準備してるからそれ振り込んどけ」みたいな。
札束機を持って行って数えて、「すみません、ありがとうございます」ということで事なきを得ました。
(MC)
その場に社長さんはいらっしゃらないんですよね?
(大谷)
いや、いるんですよ。
(MC)
いらっしゃるんですか?
(大谷)
はい。でも行った瞬間は不思議なことにそんな怒ってる様子もなく。
なので電話で伝えた時に「怖いな」って毎回思ってるのが日常でしたかね。
失敗というかこういうこともありましたという話になるんですけども...。
(MC)
数百万とかそういう額ですよね?今の時代だと考えられないような...
(大谷)
そうですね。
(MC)
かなり最初から濃いエピソードが出てきましたけど...
(大谷)
そうですね。
一番インパクトが強かったかもしれないです。
(MC)
すごいですね。
仕事の失敗談②
(MC)
続いて2つ目をお願いします。
(大谷)
2つ目は証券マンならではで、僕の怠慢なんですけども、お客様と折衝をして「じゃあこういう商品をこのタイミングで買い付けに行きましょう」と面談時にはその話で収まって、翌日の時間が指定されてましてその時に電話をして受注するという約束だったんですけども、当日ちょっと別の方のアポイントが長引いてしまったりという関係で電話する時間が1〜2分遅れてしまったんです。
そして「これで買い付けに行きますか」という話をした時に「遅れるなんてありえない」とお客様から怒られまして「全てなしにしろ」ということで商談が決まってた話もポシャってしまって、プラスそんな怠慢な人間はちょっと嫌やから担当から変更しろと言われまして...分かりましたとお詫びして担当を変えさせられました。
前からその方の方がよく時間に遅れられる方だったので大丈夫かなって思ってしまった僕がやはり甘かったですね。
確かに社会人として遅刻っていうのはありえないので、申し訳ないなっていう気持ちになりました。
(MC)
普段遅れられてる方っていうのが...。
(大谷)
でもお客様はお客様ですね。
(MC)
そうですね。
その1分2分の違いで取引もなくなってしまった...。
(大谷)
おっしゃる通りです。それはもう完全に私の失敗ですね。
仕事の失敗談③
(MC)
3つ目、最後の失敗談をお願いします。
(大谷)
3つ目が当時コロナ期間中で在宅勤務が非常に多かったタイミングだったんですけども、お客様のところに出向いて積立投資か何かを提案してましてその書類をいただいて、普段だったらその場で全て会社に戻って処理するんですけども、在宅勤務の時ってオフィスに入る人数を制限されていたので下で別の方にお客様から預かった書類をパスして私は家に帰って、次出勤した時に手続きをする予定だったんですけどもすっかりそれを忘れてしまってお客様から「あれどうなってる?」と言われて「そういえば、やばい忘れてる」となりました。
(MC)
それはどれくらい後の話ですか?
(大谷)
2〜3週間くらい後です。
積立で毎月設定なのである日までに書類を完遂させたら大丈夫だったんですけども、その日を過ぎてしまってたので引き落としの日が翌月からスタートになりました。
そのお客様の預かっている資金からすると積み立ての金額って結構低い金額なので、大丈夫かなと思いながらすみませんという話をしてたんですけども、やっぱりそこで「舐めとんのか」と。
そして6〜7回謝りに行って、想像のはるか上の激怒でテーブルも叩かれるわ蹴られるわでした。
(MC)
元々関係性は良かったんですか?
(大谷)
それまでは関係性は良好だったんですよね。
ただその1回でかなり怒られまして「上司連れてこい」とそういう話でお詫びしに行って結局上司の方からもお詫びさせていただいて担当変えますかっていう話になったんですけども「担当は変えるな」と。「分かりました。今後一切このようなことはないようにします」ということで終わりました。
2個目3個目はお客様のことを甘く見たらダメだなと。
いくら関係が良好であってもお客様対営業員という関係ですので、怠慢をしたらダメだなと思いました。
(MC)
それは結構若手の頃のお話ですか?
(大谷)
いえ、5〜6年目ぐらいの時ですね。
(MC)
そういうタイミングでやっぱり来るものなんですね。
(大谷)
やってしまったなっていうショックが大きかったですね。
(MC)
その後最後まで3例目の方などはご担当されたってことだと思うんですがその後の関係性はどうだったんですか?
(大谷)
普段通りと言いますか、そのことが起こる前と同じような感じでした。
より気を使いながら伺うようになりました。
(MC)
失敗してしまったけれどもそこから学ぶものも多かったということですね。
(大谷)
そうですね。教えていただきましたね。
記憶に鮮明に残っていますので、だいぶ勉強させていただきました。
(MC)
今回仕事の失敗談3選ということでお伺いしましたけれども、思っていたよりも1つ目から濃いエピソードで共感する方もいらっしゃるんじゃないかなというような内容でした。
それでは大谷さん、また次回もよろしくお願いします。
(大谷)
よろしくお願いします。
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