過去の4大暴落から学ぶ投資の備え

(MC)
新NISAなどをきっかけにS&P500やオルカンといったアメリカの株の投資を始めて資産がどんどん増えていっている方は多いんじゃないかと思うんですけれども、ただ歴史から見ると必ずしも今のような好調な相場だけではないと思います。
今回は過去に世界を震撼させた4大暴落の歴史を紐解きながら、いずれ来るかもしれない暴落にどう備えるべきかを大谷さんにぜひ教えていただければと思います。

株の歴史を学ぶ必要性
(MC)
最近、日米ともに好調な株式相場かと思うんですけれども、なぜ今改めて過去の歴史を学ぶ必要があるんでしょうか?
(大谷)
そうですね、おっしゃられたように今株価が日米合わせて最高値とマスコミでもそういうニュースが取り上げられてまして、皆さんも周知の上だと思うんですけどもだいたいそういう時っていうのは皆さん株価イケイケドンドンなので、買って売って儲かろうというお祭りムードになりますが、そういう時にだいたい下落が始まったりしますので常に株って生き物みたいなものなので下落には備えておかないとダメかなと思います。
過去を遡ってもリーマンショックとかも多分皆さん予想されなかったところからの暴落でしたので...。
(MC)
確かにそうですね。
好調な今だからこそ歴史から学んでいずれ来るであろう暴落に備える必要があるっていうことですね。
(大谷)
おっしゃる通りですね。
(MC)
では早速今までの株式相場を振り返っていただければと思うんですけれども、株式市場の過去のチャートを見るとかなり右肩上がりの好調な感じがしますね。
(大谷)
今私が見ているのが、1926年以降の日本ではなく米国株式市場のチャートになるんですけども、ずっと右肩上がりになってまして1926年〜2026年の1月までのチャートで当初1,000ドルほど投資された方でもかなり莫大な資産を築き上げたというところで、ただ細かく見ていくと暴落しているところもありますので、そういったところも考えると今マーケットが最高値を更新していまして来るか分かりませんが暴落っていうのは歴史を見ていると来てますので、そこも踏まえてご自身でポートフォリオを作ったりしないとダメかなとは思います。
1973年のオイルショック
(MC)
ではそれぞれの暴落した出来事を振り返って教えていただきたいと思います。
まず1つ目、1973年のオイルショックが起きた原因は何だったのでしょうか?
(大谷)
中東の地政学的リスクを起点として起こった出来事なんですけども、原油の価格が短い期間で3〜4倍ほどに暴騰して、不況なのに物の価値だけ上がってしまう「スタグフレーション」というものが発生しました。
そこから株式市場にとって打撃となり暴落したという形です。
(MC)
40%下がったらもう大変なことですよね。
(大谷)
そうですね。
自分の資産を見るのが怖くて怖くてっていう状態になりますので。
(MC)
日本ではトイレットペーパーが消えたみたいなことになってたと思うんですが、その裏にはそういった世界的な混乱があったっていうことなんですね。
1987年のブラックマンデー
(MC)
では次にブラックマンデーというものを教えていただきたいんですけれどもこちらはどういったものですか?
(大谷)
これはおそらくなんですけども、コンピューターが普及し始めてから投資の世界でもプログラム売買というかコンピューターが勝手に買い売り入れてしまうというところから株価が下落してそれに応じてポートフォリオの自分の株式を全て投げ売ってしまう、
それも人というよりもプログラムされた売却になりますのでコンピューターによる出来事だと思うんですけども、売りが売りを呼んでそちらも暴落してしまいました。
2割ぐらい下落したと思います。
(MC)
これがいまだに米国史上最大の1日の下落率みたいですね。
(大谷)
そうですね。
なので投資されている方で知らない方はいないような出来事なのかなと思いますね。
(MC)
ただこの翌年以降は株価はまた上がっていったんですよね。
(大谷)
そうですね。
結局一瞬で暴落してまた上昇したのでその時のパニックに耐えれたかどうかですね。
(MC)
これが1987年の10月19日の出来事だったということですね。
2001年のITバブル崩壊
(MC)
3つ目が2001年のITバブル崩壊ですね。これはちょっと聞いたことあるんですけれどもドットコム株みたいなのがとりあえず上がってたみたいな...
(大谷)
インターネットの普及によってドットコムバブルですね、本当おっしゃる通りで実体のない企業の株価が指標通りではなくて期待だけでかなり買われている状態から暴落してしまったという現象です。
こちらも結構の下落率だったんじゃないかなと。
(MC)
NASDAQがものすごく下がったみたいですね。
(大谷)
そうですね、NASDAQが主に暴落ですね。
(MC)
NASDAQはやっぱり成長株とかが多いんですか?
(大谷)
S&P500よりもNASDAQが成長株が多いので一番打撃を受けてしまいました。
(MC)
この時はインターネット関連の成長名柄みたいなのがたくさんあってそこが軒並みやられてしまった感じですね。
この時にインターネットの関連のいろいろ淘汰された中で残っていったところが今GAFAMなどと言われたりとか...
(大谷)
そうですね。かなりの成長を遂げました。皆さんご存知だと思うんですけどGoogle、Apple、Meta(旧Facebook)、Amazon、Microsoftなどは下落したけど結局今見るとかなり成長しています。
(MC)
その時代を生き残った強者だけが今残ってるんですね。
2008年のリーマンショック
(MC)
最後に4件目、2008年リーマンショック、100年に一度の金融危機と言われるこちらについて教えてください。
(大谷)
こちらも不動産ですね、住宅ローンを不当に組み込んでハイリスクの商品を組み込んだわけなんですけど、そこからバブル崩壊してしまったっていう流れなんですけども、結局投資銀行のリーマンショックって名前つくぐらいなのでリーマンブラザーズっていうところが破綻しましてそこから世界的な信用の崩壊から始まったと。
歴史を見る中でもこれも皆さん多分勉強するものになるんじゃないかなと思います。
(MC)
おそらく金融業界に勤められていない方も全員知ってるようなことですよね。
(大谷)
中にはお客様で経験したよという方もいらっしゃいますので勉強しておくべきものにはなってますね。
(MC)
当時住宅を買われる方が多かったんですか?
(大谷)
そうですね。
(MC)
サブプライムローン?
(大谷)
おっしゃる通りです。
今からできること
(MC)
ここまで世界経済の歴史を伺ってきたんですが、今は強気相場で楽観的な人も多いかもしれないんですけれども、こうやって歴史的に見ると次の暴落もやってくるということは想定しておいた方がいいですね。
その暴落に備えて今からできることは何でしょうか?
(大谷)
時代に沿ったマーケットで分散投資を図るっていうのが一番いいのかなとは思いますね。
(MC)
トレンドに乗るだけでもダメってことですね。
(大谷)
そうですね。上手くやればそれが一番資産が増える可能性はあるんですけども暴落が起こってしまうとかなり資産縮小してしまいますので。
(MC)
先程それこそITバブルっておっしゃってましたけど、AI関連がもし暴落したらって考えると恐ろしいですね。
(大谷)
ある一定数、株式100%で投資するより何%かは現金の部分と何%かは不動産であったり債券であったり金であったりと担当がついてる方であればそういった話ってされると思うんですけども、ご自身でインターネットだけでされてる方は過去の歴史を参考にしながらポートフォリオを組んだ方がいいんじゃないかなとは思いますね。
(MC)
過去の出来事が現在の経済状況にもつながる部分もあり少し怖く感じたんですけれども、暴落時に慌てなくてもいいように今からご自身のポートフォリオの見直しなどを少しずつ進めていくことが大切だと感じました。
それではまた次回もよろしくお願いします。
(大谷)
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