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株価好調の今だから必要な「債券投資」の教科書

  • 8月12日
  • 読了時間: 6分
債券投資

(MC)

今回は日経平均が連日最高値を更新する中であえて注目したいのが債券投資です。

リスク分散の重要性が再認識される中でインフレ時代の債券投資の基本から投資戦略まで住岡さんに詳しくお伺いしていきます。


株式会社F・Investment所属IFA



債券投資に注目する理由

(MC)

最近、日米ともに株価が最高値を更新するなど好調ですけれども、なぜ今あえて債券投資に注目するべきなんでしょうか?


(住岡)

まず一つは株価の方は高値を取ってきたりはしていますが、ここ1〜2年大きく下がる局面も株価の方はあります。

株価がなかなか回復しにくい銘柄も出たりなど、上がってはいますが、上がっているのが一部で、特に半導体関連、この辺りが中心に上がっているという相場になっていますので、株の場合はどうしても当たり外れが出てくる可能性があります。

また下がる局面に値上がり益が取れない、キャピタルが取れないという時に、保険ではないですけど債券投資というのも金利の条件によっては非常に有効な手段になるかなと思います。


(MC)

ありがとうございます。

株式市場が好調な今だからこそ、資産を守るという意味でも債券を活用するのが...


(住岡)

そうですね、何でもそうですが攻め一辺倒、守り一辺倒の偏ったやり方はバランスが良くない時期が出てくるので、お客様の意向に合わせたバランスを取る中で債券のポジションを取っていただくというのも重要な要素かなとも思います。



金利と価格の関係

(MC)

ただ債券は株と違って値動きの仕組みなども複雑だなという印象があるんですけれども、債券投資の基本として金利と価格の動きにはどういった関係があるのかというのを教えていただけますでしょうか?


(住岡)

簡単に言うと反比例をします。金利が上がっていくと過去に発行された債券が利回りが悪くなるというところで通常金利の高い方にお金が動いていくという流れになるので低いものを売って高いものを買い換えるとなった時に売るという行為が出てくるので、過去のものは金利が上がると売られるので価格が下がるという形になっていきます。


(MC)

持っている債券が新しく発行されたものに比べると魅力がなくなってしまうのですね。


(住岡)

そうですね。1%のものと5%のものがあったら5%のものを買いたくなります。1%のものを持ってたら1%を売って5%に買い換えたいというのが多分普通の行動だと思います。



日本債券の投資環境

(MC)

では、日本の債券市場についてなんですが、現在どういった投資環境でしょうか?


(住岡)

30年ゼロ金利というような状況が続いて直近政策金利を上げるというところから金利上昇局面に入りつつあるというところですが、ただ日本の場合国債の発行額が非常に多いので、金利上昇は緩やかかなというふうには思っています。

ただインフレがどうしても今すごく高いので多少の引き締めということが起こる可能性はあるかなとも思います。



米国債券の投資環境

(MC)

一方でアメリカの債券市場というのはどうでしょうか?


(住岡)

これもコロナ後のところで先に大きなインフレが出てということで、アメリカの場合は金利が長期債が約5%、10年債が約4.5%になって、過去と比べても非常に高い金利水準にあります。

今後金利が下がってくれば債券価格が反比例なので上昇する局面も出てくるので利回り取りながら中途売却まで視野に入れるとすれば価格上昇という面も期待できる局面かなと。

非常にタイミングとしてはいいんじゃないかなと思います。


(※金利水準は2026年6月17日時点のものです)



米国債券の運用リスク

(MC)

お話を聞くと日本よりもやっぱりアメリカの方が債券の金利は高いのでそういう意味では日本の債券じゃなくてアメリカの方に投資した方がいいんじゃないかなと思うんですがそういうわけではないのですか?


(住岡)

日本の人がアメリカの債券投資をする中にリスクがもう一つあって、それがまず為替リスクです。

結局国内でお金を使おうとすると日本円になるので日本が利上げ、アメリカが利下げという局面になると金利差縮小で為替が円高の方に進むリスクはあります。


(MC)

なるほど!


(住岡)

金利と債券価格の上昇と為替が円高に動くというところのバランスを見ながら投資をしていかないと負けるリスクも出てきます。


(MC)

円高が進んでしまうと売る時に下がってしまうからってことですか?


(住岡)

円ベースの評価額は債券価格が上がっていたとしてもそれ以上に円高が進めば元本上負けてしまう、損になる可能性があります。


(MC)

やっぱり金利が高いからアメリカの方がいいとかそういう単純な話ではなくて、為替リスクも踏まえた上で判断しないといけないということですね。


(住岡)

株式の方でもそうですけど、やっぱり結局海外のものをやっていった時にはどうしても為替というリスクが出てくるので、ただ国内に偏った円だけでの運用というのも債券や株だけに偏るというのもリスクと話したように、為替がメリットになることも十分ありますのでそういうバランスを合わせながらですね。

日本のGPIFも、株・債券・国内・海外と4分割で運用しているようにバランスのいい運用が中長期で運用いただくにあたっては大事な要素かなと思います。


(MC)

株、債券、そしてその債券の中でも国債、外債などを分散していくのが大事ということですね。



社債への投資について

(MC)

個人的に債券投資というとどうしても国債のイメージが強いんですけれどもその具体的な投資先として社債への投資というのはどういったふうにお考えでしょうか?


(住岡)

簡単に言うと債券投資の一番大きなリスクは信用リスクになるかなと思います。

そのため、発行体が潰れてしまうと返済順位にもよりますけどもゼロになるリスクもやっぱり大きいので信用リスク、格付けなどは非常に大事な要素かなと思いますし、それが海外の社債になっていくと企業の実態の財務状況などが分かりにくいというリスクは出てきますので、一般的に使われている格付けの投資適格かどうかなども含めて重要です。


(MC)

お客様にも社債などもご案内とかされることはありますか?


(住岡)

そうですね、「金利で」という意向の方もいらっしゃるので。

最近でいうと国内のソフトバンクの社債など金利も高かったので出た時にはお声掛けするというぐらいでタイミング、満期など手元に余裕資金があるという状況の時にご投資されることはあります。


(MC)

日本とアメリカ、それぞれの投資妙味と為替リスクというところまで正しく理解することが債券投資には非常に大事だなと思いました。

住岡さんに個別相談をご希望の方はぜひホームページや公式LINEからもお問い合わせください。

それでは住岡さんまた次回もよろしくお願いします。


(住岡)

お願いします。


現在F・Investmentでは一緒にIFAとして活動できる方を募集しています。

少しでも興味がある方は、公式LINEからカジュアル面談にご応募してみてください。

ご応募お待ちしております。


cta

 
 
 

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